2017年3月17日 更新

負け組が街のヒーローに!ヤング・ゼネレーション♪

街の厄介者と後ろ指差されていた負け組4人組。格差社会が鮮明だった1979年に公開された「ヤング・ゼネレーション」は、ニートと大学進学組という、対照的な青年達のリアルを映し出した名作と言われています。将来に希望が見い出せない人!一見の価値はありますよ♪

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◆ヤング・ゼネレーションあらすじ♪

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進学もしない、就職もしない・・そんなニートな4人組を、誰もがカッター(石切工)と呼んで蔑んでいました。
カッターとは、ブルーカラーの象徴である低賃金で働く人を揶揄する言葉だったんです。
大学進学を控えた勝ち組達を、羨望と嫉妬の入り混じった思いで見ていた彼等。
当然、諍いも多く暴力沙汰になる事も。
そんな勝ち組と負け組の喧嘩を仲裁した男性に、
4人1組で参加する自転車レースで決着を付けるように促された彼らは、
お世辞にも上等とは言えない自転車で参加する事に。
ですが、主人公であるデイヴは、大の自転車マニア!
その実力は地元レースで優勝するほどで、イタリアの常勝チームに入るのが夢だったんです。
とは言え、主人公以外の3人は素人同然。
当然、デイヴ一人が重責を負う事になります。
しかも、練習もサボってばかり。
そんな4人がレース当日見せた友情と劇的なクライマックス!
彼らを見守る両親との家族愛も必見ですよ♪

◆原題「Breaking Away」に込められた思いとは?

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原題になっている「Breaking Away」を直訳すると、「離脱または脱退する行為」となりますが、
ここでは、スポーツ用語として解釈すべきでしょう。
チームで競うプレイで良く見られますが、個人を数人が囲んで出口を塞ぐ戦法。
この抜け出したくても抜け出せないシチュエーションが、
先の見えない将来に不安を感じている主人公の心境とリンクしているんです。

◆キャスト&スタッフ紹介

監督:ピーター・イェーツ 出演:デニス・クリストファー(デイヴ)、 ダニエル・スターン(シリル)、デニス・クエイド(マイク)、ジャッキー・アール・ヘイリー(ムーチャー)、ロビン・ダグラス(キャサリン)ほか
中でも秀逸だったのが、オスカー受賞者でもある脚本家「スティーヴ・テシッチ」。
70年代後半の鬱積した若者の心境を、繊細なタッチで描写しています。
進学も出来ない、働き口もない・・
そんな不景気な時代背景も相まって、多くの若者達の心を打つ作品に仕上がっています。

◆ダークホース作品として注目!

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第52回アカデミー賞では、「クレイマー、クレイマー」「オール・ザット・ジャズ」「地獄の黙示録」などがノミネートされていました。まさにアメリカ映画史に残る名作が勢揃いしていたと言えるでしょう。そんな中で、ダークホースと称されたのが、「ヤング・ゼネレーション」なんです。
第52回アカデミー賞では、ダークホース的作品として注目され、作品賞や監督賞以下5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
・ノミネート
作品・監督
助演女優(バーバラ・バリー)
音楽賞

◆宇多丸さんの「生涯ベスト映画」!

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映画評論家の中でも、辛口で知られる宇多丸氏。ラッパーでもある氏が、ラップの知名度を上げようと足掻いていた時期に見たのが、この作品だったそうです。抜け出せない圧迫感、無力感を爽快に晴らしてくれた「生涯ベスト映画」とコメントしています。
自転車レースに青春をかける若者を描く「ヤングゼネレーション」(1979)は、「自分が日本で一番この映画が好きな男だと思う」と豪語する思い入れの強い一作。夢を追う主人公の姿に「学生時代、先が見えない状況で日本語ラップを切り開こうと、もがいていた自分にシンクロし、嗚咽が止まらなかった」という。
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